実績詳細

搾汁ライン改修・拡張工事

搾汁ライン改修・拡張工事

担当者
世古
期間 平成28年9月~平成29年3月
目的
  • 生産能力向上
  • 冷却能力向上
  • 省人化
  • 環境への対応
  • 品質向上
  • 衛生向上
  • 安全性能向上
  • 省エネルギー
  • その他:運用目的への対応
生産能力 6,000個/h

概要

手作業での搾汁ラインを、生産性向上、衛生向上の為自動ラインへ変更。
また、工場が道の駅内に位置し人の行き来が多い場所であった事から、見せる工場化を行い来場者に向け商品PRへ繋げたいとの意向があった。
それにむけ、もともと小スペースであった工場スペースを拡張、要望に応じた機器選定、機器レイアウトを行った。

工事のポイント

問題点
  • 工場が施設3階に位置しており、耐荷重に制限があった。
  • 作業フロアが防水仕様ではなかった。
  • 自動ラインを新設するスペースが不足していた。
  • 生産数に合わせ、自動投入、手動投入が行える様にしたかった。
  • クライアントの要望では5本の搾汁ラインを並列にレイアウトするものだった。
    これではラインへの投入口が複数になるため、効率の良い作業が難しかったうえ、洗浄機から搾汁ラインへ手作業での搬送作業が必要であった。
改善策
  • 作業フロア耐荷重に応じた機器選定を行った。
  • 作業フロアを防水仕様に変更した。
  • 製造スペースの拡張を行った。また見せる工場化のため拡張した壁には窓を設け、見栄えを考慮した機器レイアウトを行った。
  • 搾汁機下段の形状を新設ラインに合わせ改造し、自動、手動両方での搾汁作業を可能にした。
  • クライアントの要望であった並列レイアウトから、直列にレイアウトする事をご提案。
    これにより投入口を1つにでき、効率の良い作業が可能となった。また、直列に繋げたとき最も効率が高まるよう各ラインのコンベア速度を個別に調整、変更を可能とした。
概要

効果

  • 搾汁機を可動式にする事で、生産量の多い時は自動ラインに設置し、生産数の少ない際は手作業での投入と 生産量に応じた使い方が可能となった。また、余計な機器を使用しないため清掃作業等の労力を軽減できる。
  • 直列に配置する事で投入口を1つにし、洗浄機から搾汁ラインへ自動で供給することで省人化へ繋げた。また、コンベア速度の調節により生産の効率化を実現。
加熱コンベア設置中
加熱コンベア設置中
搾汁ライン1設置中
搾汁ライン1設置中
搾汁機設置中
搾汁機設置中
搾汁ライン2設置中
搾汁ライン2設置中
貯蔵タンク
貯蔵タンク
搾汁ライン完成
搾汁ライン完成
見学者通路
見学者通路
見学者通路
見学者通路